緑内障 手術 (1)
私は40歳くらいから眼圧が高くなり目薬をつけています。
その間に妊娠・出産をしましたが妊娠期間は幸い眼圧が低くなり目薬不要となりました。
しかしその後は眼圧が徐々におさえられなくなり、40代半ばで緑内障と診断され、54歳で眼圧を下げる手術を受けることにしました。
遺伝かどうかはわかりませんが私の母、祖母も緑内障。
コロナの時期の手術には抵抗がありましたが感染者数もおちういてきたこの時期に、手術を決意しました。
私の眼圧は15くらいですが、私の年齢ではもっと抑える必要あるそうです。
私の右目は実際ところどころ見えなくなっています。
悲しいですが、もうもとに戻すことはできません。
今の状態を保ち、少しでも進行をおさえるための眼圧を下げる手術です。
通っている眼科の先生から病院を紹介してもらい、先週入院・手術をしました。
私が受けた手術は線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)です。このワードで検索するとすぐにいろいろ出てきます。一番一般的な手術と理解してます。
正直、手術を受ける寸前までこのタイプの手術をあまり把握していませんでした。
ですが、先生が決めた最適な手術として受けることにしました。
入院前から目薬を処方され、あとはなるべく眼圧を下げた状態にするべくそれまで1日2回だった飲み薬を3回に増やしたりしました。目薬は通常通り点眼。
そして入院当日、早速手術。
入院は出産以来だし、病院の広さに戸惑ったりしましたが。あわただしく準備が進みました。
点滴をうち、足には弾性くつしたを履き、車いすにのって手術室へ。車いすの高さになれていなかったので妙な視界でした。
手術室へ入るときはちょっとした恐怖感がでてきましたが手術台にのり、目を液体で流し、麻酔をし、先生がめを触り始めたりという流れは比較的速く進みました。
でもそれからが比較的長く感じられ、早く終わってほしいと何度も思いました。
そしてもうろうとしてきたときに、「はい 終わりました」との声。
(つづく)